精神科入院治療の必要性

入院治療をうける意義

精神科病院で入院治療をうける意義とは・・・

精神科疾患の治療は、ただ薬だけの治療では不十分だと思います。

精神を癒し、心身ともに健康になっていくには、日常的な暖かい人人との心のつながりと人や社会の中で生きるという喜びや希望の発見が必要だと思うのです。
それを体験、体得していただく事こそ、本当の入院していただく意義だと思うのです。
その体験によってこそ、患者さんは今までとは違うような生き方が出来るようになっていかれるのだと思います。

それは薬だけの治療では出来ない事なのです。

患者さんの多くは、家族や社会的対人関係や、またご自身の生活習慣などの状況がうまく行かなくなっているような事が多々あります。そしてそれを患者さんご自身の努力やご家族の努力だけでは、正常化できない状況にある場合も多いと思われます。
病院には、いろんな職種のスタッフやまた他のいろいろな患者さんが居られます。
いろいろな方との連帯感が生まれる素地があります。
病院スタッフ達はチームとなって暖かく患者さんへの医療やこれからの生活の支援を考えて行きます。
そのなかで治療し、暖かい環境(擬似社会)を作り、その中でリハビリ的な生活活動をしていきながら社会へ帰っていただく事こそが、精神病院と社会復帰施設で治療していく意義だと考えます。
薬による病気の治療はもちろん大切ですが、生活療養をしながらのリハビリ、そして生きていく希望と喜びを見出してもらえるような機会となることが入院治療の意義だと思っております。
そのきっかけと軌道をつくるお手伝いすることが私達の病院の役目なのです。

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